Language:

 

KANAGAWA University Repository >
800 図書館 Kanagawa University library >
貴重書 Rare Books >
h その他 洋書 >

Philosophical essays concerning human understanding / By the author of the Essays moral and political : [1]

コレクションのホームページ

 
 
あるいは、ブラウズ     
このコレクションを購読する
ヒュームDavid Hume(1711-76)が生れた18世紀前半のイギリスには数多くの思想家が現れた。前世紀のヨーロッパ文化の中心はフランスのパリを舞台とする大陸だったが、18世紀に入るとイギリスの思想家たちが大陸の思想家に影響を与える立場にあった。そしてこの18世紀イギリスの思想家の最盛期における哲学者としてヒュームは多くの作品を残した。哲学上の主著「人性論」の執筆は、最初フランス滞在中(1734-37)に行われ、第1巻が1739年に第3巻はその翌年に刊行されたが、不評で、彼はこの処女作が「印刷機から死産した」と後に自伝「私の生涯」で述べるほど嘆かわしいものだったといわれている。当館が所蔵しているのはこの「人性論」の第1巻を再叙述、改題して、1748年ロンドンのアンドリュー・ミラー書店から出版し、成功を収めた≪人間知性についての哲学的試論≫ Philosophical essays concerning human understanding の初版と第二版(1751年刊)で、元の「人性論」では削除した「奇蹟について」と関連主題の「自然宗教の実際上の帰結」の二編の論文が加えられている。ヒュームは本書の中で、ホッブスの思想を継承しつつ、不可侵の自然権としての個人の自己保存権とその存在を保証する絶対主権の上に成立する近代社会観を提示するとともに、自由、独立、平等の個人が国家なしでは生存できないという近代社会に生きる人間の矛盾を確認する意味をもたせた。(神奈川大学図書館貴重書目録『古典逍遥』より)

アイテム表示: 1-1 / 1.

発行日タイトル著者
1748 Philosophical essays concerning human understanding / By the author of the Essays moral and political Hume, David

 

Valid XHTML 1.0! DSpace Software Copyright © 2002-2006 MIT and Hewlett-Packard - ご意見をお寄せください