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国際常民文化研究叢書10 -アチックフィルム・写真にみるモノ・身体・表象- [論文編] >

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タイトル: 05 アチックフィルム・写真と現地上映会 -薩南十島と台湾パイワン族を中心に-
その他のタイトル: Film Screening On Location and the Attic Films and Photographs Focusing on Satsunan Jitto and the Paiwan People of Taiwan
著者: 高城, 玲
Takagi, Ryo
キーワード: アチックフィルム・写真
薩南十島
パイワン族
現地上映会
文化資源化/社会化
ビジュアル・サルベージ
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発行日: 1-Mar-2015
出版者: 神奈川大学 国際常民文化研究機構
抄録: 神奈川大学日本常民文化研究所には、渋沢敬三を中心とするアチックミューゼアム同人らによって主に昭和初期の1930年代を中心とする調査旅行などの際に撮影された計23作品の動画フィルムと約9,000点弱にのぼる写真が所蔵されている。 本稿はこのアチックフィルム・写真を対象とし、以下の3点を検討することで、後に続く各論考への導入とすることを目的とする。第1に、アチックフィルム・写真の概要を紹介し、中でも共同研究で重点的に取りあげた薩南十島と台湾パイワン族に関するビジ ュアル映像資料について概要を示す。第2には、共同研究全体で取り組んできた調査、特に鹿児島県十島村と台湾屏東県のパイワン族集落で行った映像資料の現地上映会という方法の概要といくつかの特徴的事例を検討する。第3 には、アチックフィルム・写真という映像資料が保持している可能性、また現地上映会という調査方法の可能性の双方を探ることを通して、ビジュアル映像資料の文化資源化/社会化という議論の一面を考える。 特に映像資料は文字資料に比して時空間や言語を超えて共有しやすい間口の広さという特性を有するがゆえに、当時撮影され救出(サルベージ)されたビジュアルな映像資料を現代の現地の人々に見てもらう調査の方法が可能となる。そうした現地上映会は、映像そのものの共有による現地へのフィードバックにとどまらず、映像を同じ時と場所で共に見て・語り・伝え合うという経験の共有を可能とする方法ともなる。上映会という方法は、その場で経験を共有し、身体と感情を共振させることによって、過去のサルベージを超えて、未来のあり得べき可能態を創造し生成させる母胎として、また、未来への新たな生を切り拓くひとつの基点として可能性を有するものとなりえるのである。
URI: http://hdl.handle.net/10487/12876
ISBN: 978‒4‒9907018‒9‒5
出現コレクション:国際常民文化研究叢書10 -アチックフィルム・写真にみるモノ・身体・表象- [論文編]

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